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 更新日(09.06.06)
半分の月がのぼる空の舞台、伊勢市・砲台山の現状
砲台山こと虎尾山は、NPO法人自利利他(じりりた)が中心となり里山復興の一環として、原作者の橋本紡氏も交えての清掃活動が行われ、人が登るには困難だった山道が整備され登りやすくなりました。
しかし、07年年末のライトアップのイベントを最後に、虎尾山は宅地造成工事により、山頂の石階段の下からふもとにかけて削り取られることになりました。
造成工事終了後は、山頂に登れる道も新たに作られたので、今後は残っている山頂付近を中心に清掃活動や登山道の安全管理に力を入れていく予定です。
現在の伊勢市と虎尾山(砲台山)の状況
09.05.11撮影

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【虎尾山入口】宅地造成工事の結果、虎尾山の入り口があった場所が随分と様変わりしてしまいました。今まで橋が架かっていたところから、山頂に向かう階段や古いトイレがあった場所はもう削られてありません。完全に整備されて道路と分譲用の土地になって売り出されています。悲しい現実です。

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【清渓橋】橋に関しては、年代物であり価値もあったので欄干部分は画像のように移築されて残っています。下に川が流れているわけではありませんが、山頂まで上がるためにはこの清渓橋を渡って、奥の茂みの中に入っていくと新しく作られた登山道が現れます。

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【登山道】この場所は、以前でいうとトイレのさらに奥にあたる竹やぶになっていた広場です。工事によって山頂に上がる道がなくなったため、このような道が新しく作られました。ただ、一部が非常に急になっていて、特にぬかるんでいると滑りやすいので気をつけてください。登る際は、立て看板にもあるように自己責任で慎重にお願いします。

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【中腹からの景色】山頂に続く最後の石階段手前の中腹部分からの景色です。この広場の半分からふもとが、工事によって削られてなくなりました。くしくも工事によってこの場所からの眺めは良くなってしまいました。のぼりによって気分がそがれますが、伊勢市内を見渡すなら山頂よりもここからの眺めのほうが最高です。

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【山頂】石階段から山頂にかけては、今まで通りの姿で残っています。山頂からの景色も一部が開けてるため宇治山田駅方面を眺めることができます。2010年に公開予定の映画の撮影で虎尾山の山頂も使われたので、今後伊勢の観光スポットとして取り上げられることにもなるでしょう。工事によって本来の姿が失われてしまったのが悔やまれますが。

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【内宮宇治橋】今年は宇治橋の架け替え工事の年にあたるため、隣に仮橋を架けて、内宮に参拝に行く人はこちらを渡ります。新しい宇治橋は、11月完成予定で渡れるようになります。
07.01.20撮影

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【伊勢市駅前案内板】伊勢市駅の南出口(正面出口)を出て、右手にこの案内板が設置されています。右下の広告に、レンタサイクルの案内を出せさて戴きました。使用している画像は、山本ケイジ氏とメディアワークスから許可を頂いた「one day」の中から、自転車に乗る裕一と里香の姿です。こちらも訪れた際には、ご覧ください。

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【まんぷく食堂】まんぷく食堂さんの店舗、奥の方に橋本紡氏のサインと半月の小説、舞台散策用のマップを置いています。女将さんも喜びますので、ご覧になってください。マップの方は残っていれば、自由に持っていってください。

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【古川書店】小説版に登場した書店が、この1月で閉店することになりましたが、専門店として継続しています。寂れていく商店街にまたシャッターが下りるのは淋しいので頑張ってもらいたい。手前に停めている自転車は、今回「ビジネスホテル山本」の方で貸していただいたものです。

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【伊勢市立伊勢図書館】市の合併によって、図書館の名称が一部変更されました。"伊勢"という文字が間に入るようになったのですが、どうも語呂が悪いですね。外見などは目立った変化はありませんでした。

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【虎尾山】虎尾山は頂上までだいぶ綺麗になってきました。入口にも立て看板をして、分かりやすくしています。頂上の一部の木が倒れたことで、市内もわずかながら望むことが出来ます。現在、このように階段途中に倒れ掛かった木があるので、登る際は注意してください。特に夜間に登るならライトを忘れないようにしてください。
06.09.10撮影

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【頂上】数日前にされた落書きが、完全には消えていない塔の壁面を新たに磨きましたが成果は出ず。次回はもう少し強力なものでチャレンジする予定です。頂上にたまっていた切り倒した木々や、剥ぎ取った根っこなどは、だいぶ下まで運んだので頂上はすっきりした感じです。

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【頂上に至る階段】中学生組みがその体力をフルにいかして、長年積もり積もった階段の土の塊を剥ぎ取ってくれました。ろくに足元が見えなかった階段に迫力がよみがえりました。これで安全に上り下りできることでしょう。

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【清渓橋の下】とてもじゃないけど、一人で片付けられないだけの量の不法投棄されたゴミがあった橋の下が、多くの人の力によりすっきりと片付きました。数ヶ月前と比べると、その差は歴然です。ゴミがなければ、捨てる人もためらいます。とてもいい成果がでました。

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【本日のゴミ】40人近くの力は偉大です。ここまで廃棄物やら出土したゴミやらで山の麓が、ゴミ袋で溢れかえりました。さすがにここまで出ると、指定ゴミ袋代がもったいない…。出来るだけお金をかけず行政に処分してもらえんだろか。今回の清掃で、見た目に山がきれいになりました。廃棄物もほとんど片付いて、訪れた人にがっかりさせないだけの状態になりました。
06.08.08撮影

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【清渓橋たもと】今回の清掃オフ会よりも前から、業者によって橋下の竹が広範囲にわたって切り取られていました。そのため、山入口付近が非常に明るくなりました。しかし、それにより大量のゴミが姿を現す結果になりました。これも不法な廃棄物、かなりやっかいな臭いを放っていますが清掃していきましょう。

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【清渓橋】今回の清掃オフ会には、橋本紡氏を招いての作業とあって、多くの参加者が訪れました。そのお陰で、みるみるうちにきれいになっていきました。台風も進路をそれ、涼しい風を残していってくれたために、作業はやりやすかったです。

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【公衆トイレ】たもくんが中心になって、トイレの屋根に積もった土砂をシャベルでかきだしていきました。暗くて薄気味悪かったこの場所にも光が届くようになって、清潔感も増した気がします。

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【塔内部】こちらは、かずささんが担当されていました。塔の中心が空洞になっているので、雨が降るとこの中に水がたまって、やぶ蚊やボウフラの発生を呼び込んでしまいます。長年溜まっていた泥やらゴミやらを取り除きました。水分を含んでるだけに、土嚢が重いのなんの。塔に蓋をして、雨の侵入を防ぎたいところです。

【朽ちかけた木】アニメにも描かれていた、倒壊しかかった木を橋本氏を含めて切り倒しました。いつ倒れるかわからない状態だったためですが、伐るのは非常に心苦しいものがありました。なので、今回は原作者にも見取ってもらっての伐採となり、みんなには納得してもらえた事と思います。
06.06.15撮影

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【北側・正規ルート正面】土や根っこで覆われていた、階段部分が綺麗に現れています。大勢参加した、前回の清掃の成果です。ここまですっきりすれば、登ってきた時の印象も違うでしょう。

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【東側】洗剤用具が置かれた東側もこの通りすっきりしました。今後は、こちら側から市街を見渡せるように、斜面に育っている大きな木々をある程度伐採すれば、展望台としての役目が叶うでしょう。大掛かりな作業になるため、慎重にやっていきましょう。

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【南側】前回の個人的な清掃で、階段部分の土を大部分はぎ取らさせてもらったところも、みなさんのさらなる清掃のおかげで、綺麗になりました。手前の腐りかけの木も伐採されていて歩きやすくなっていました。相変わらず、塔の内部は水がたまり続けているので、何とかしないといけないところ。

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【西側・裏ルート正面】いま少し、手が行き届いていないのがこちらの西側。もともと木々が道をふさぎ気味だった場所なので、通りやすくなるにはまだ時間がかかりそう。

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【頂上正面の階段】正面部分が特に小まめに清掃されているので、今まで姿が見えなかった石段などがはっきりしてきました。かなり塔の全貌が明らかになりつつあります。数ヶ月前に比べると、見違えっています。

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【虎尾山一つ目の階段】入り口を入り、橋を渡った次に出てくる階段部分ですが、若干落ち葉など堆積してるものの、階段の姿がはっきりしているので、滑りそうになる危険も少なくなりました。

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【虎尾山頂上に向かう階段】手前の階段より、こちらの方がまだ手が行き届いていないので、登る時は気をつけなければなりません。落ち葉さえ掃除してしまえば、大分安全に登れそうです。でもまぁ、半月のイメージとしては、このくらいがいいのかもしれません。
06.05.25撮影時

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【北側・正規ルート正面】
階段を上がると正面に見えてくる場所です。左に積まれているのは、この前の清掃で散らかっていた笹を片付けたためです。すぐに撤去されると思います。どの方向もそうですが、生い茂っていた雑草や笹を刈ったので、かなりすっきりした頂上になりました。

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【東側】
画面奥に見えるのが、清掃であらわになったベンチです。角に4つベンチがあります。ベンチにハートマークが付いているなんて、清掃してみなきゃ分からなかった真実です。塔の側には落書き対策として、清掃用具や水が置かれています。

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【南側】
塔の内部にファンノートが入ったコンテナがあります。登頂された際には、ぜひ記入してください。強風でこけるのを防ぐために、つっぱり棒で固定しています。塔の下から湧き出る水をどうするかが課題です。手前の階段を埋めていた土をどかしました。根っこが絡み合ってたので、剥ぎ取るのになかなか苦労しました。

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【西側・裏ルート正面】
裏手から登ったら正面に見える場所です。この時期、虫も多く草木が生い茂ってきているので、あまり裏ルートはお薦めしません。こちら側も石段が見えるように、少しだけ盛っていた土をどかしました。どかすと、ゴミがたくさく出てきたので、笹とは別にゴミ袋に入れて処分しました。

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草むらだった入り口は、このとおりすっきりしています。違法投棄が目につく場所だっただけに、今後誰も捨てにこなくなって欲しいところです。投棄された粗大ゴミはまだ残ったままなので、NPOの力で処分に漕ぎつければこっちのもんです。

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入り口を入ってすぐにある清渓橋も、見事にきれいになっています。渡るのが気持ちいいほどです。多くの人たちが賛同して、協力してくださっているお陰です。

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以前より、積もった葉っぱなどで滑りやすい階段が清掃後、大分安全に登れるようになりました。塞いでいた竹などが切られていて、通りやすくなっています。まだ少し邪魔をしている場所もあるので、通行時には気をつけてください。

06年3月の虎尾山の姿
虎尾山(砲台山)とは
三重県の宇治山田駅から五十鈴川駅に向かう、一つ目のトンネルのある山が虎尾山です。著者・橋本紡氏の「半分の月がのぼる空」で砲台山として位置づけられている場所です。実際には砲台跡はなく、景色も見えないほど頂上は草木で覆われています。実際の姿にがっかりする人も少なくないはず。あるのは、ニャロメの塔と俗に呼ばれている慰霊塔だけです。昔は遊園地として栄え、その後、時報代わりに砲台を設置したと伝えられていますが、現在はその痕跡を見つけることができません。さらに昔には古墳がありました。いろんな時を過ごしてきた虎尾山に、今一度光が当てられようとしています。
虎尾山再生計画とは
「虎尾山再生計画」というブログの創設者を中心に、今まで鬱蒼としていて不法投棄の温床となっていた虎尾山を、綺麗でみんなに親しまれる姿にするため、日夜、清掃作業に励むものです。虎尾山という場所を大切にしたいという部分で、我々のような「半分の月がのぼる空」でその場所に訪れる人々らの意見とが一致したことで、この再生計画は地元の人のみならず、他府県からも参加し、またネット上での支援者も増えてにわかに活気付いています。活動も、NPO団体としての承認が下り、「自利利他」として地権者の了解を得て行っているものです。虎尾山の最終的な姿は、これからの話し合いで決まるものと思いますが、半月ファンの願う市内を一望できるように、展望台的な姿にする計画もあります。周辺の人にも愛されるような、綺麗で活用できる姿になってくれることを期待し、みんなが少しずつ力になって進めていければ近い将来、立派な山に戻ってくれることでしょう。これを目にした、半月ファンの中で、力になりたいという方は遠慮なく申し出てください。行けないけど応援だけはするという方も、下のブログに一言残してくれるとうれしいです。
http://blogs.yahoo.co.jp/mtmrk5