更新日(11.11.17)
痛自転車製作工程
オリジナルのディスクカバーを自作しました。
でも、一般的なカバーとは違うものを作っているので、見ても参考にならないと思います。

主に使用したもの
【素材】
ポリプロピレン板
塩ビ板
組ネジ
溝ゴム
ゴムシート
ボールチェーン
L字金型
ビニールテープ
【道具】
電動ドリル
円カッター
コンパス
金切りばさみ
半田ごて
ヤスリ
GPクリヤー
その他自転車工具



その@ 「無回転ディスクカバー」
絵柄が回らない痛チャリを作りたいと思い4年。見栄えを良くする為に改良を続けた結果、希望の機能を備えて尚且つ見栄えもさらによくなった。とは言っても手作りのによる限界もある為諦めるところもある。製作当初は車輪の軸にディスクを乗せて重りで回らないようにバランスをとり、絵柄を交換できるようディスクに透明なカバーを取り付け、ポケット状にして入れ替えできるようにした。しかし段差の衝撃でディスクが回ったり、ポケット状にしたことで隙間から雨水が浸入したり問題点も多かった。今回さらに進化したディスクは軸とフレームに固定することで、ディスクを完全無回転にし、取り外さずに絵柄が交換できるよう改良した。そして溝ゴムを効果的に使って雨水の浸入と見栄えを良くした。外見ではネジを見えにくくしているところがポイント。切れ目やテープの跡もなくすのが次の目標。成型できればもっと見栄えがよくなるんだが手作りでは厳しい。改善を重ねた新型ディスクカバーを紹介します。
そのA 「内側カバーにネジ取り付け」
内側カバー同士は頭が平らな組ネジを使います。しかも溝ゴムを周囲に取り付ける為、それごとネジで留めます。その際に外からネジが見えないように工夫します。内側カバーと次に取り付ける外側カバーの間に、ディスクカバーを入れる隙間を作る為に溝ゴムが重要な役割をしている。
そのB 「外側カバー取り付け」
外周にもうひとつ溝ゴムを取り付けて、その隙間に外側のカバーをはめ込んでいく。こうすることで見栄えの悪いネジやらテープやらの痕跡を見せない。外側カバーの目的はディスクカバーがばたつくと危ないのでそれを防ぐ役割と、ディスクカバーの端を隠す役目もあります。絵柄を交換するときは、この外側カバーを外してディスクカバーの絵柄を入れ替えます。取り外しやすくする為にマジックテープで試したこともあったんですが、いまいち見た目も悪く取り外す際にマジックテープの両面テープが剥がれるなどで役に立たなかった。溝ゴムなら見栄えもいいし、雨によるダメージも少なく出来て理想的。最後にカバーの端にも溝ゴムを取り付けて見栄えを良くします。切れ目は半田ごてで熱して溶接しました。
そのC 「軸構造」
以前までは軸にディスクカバーをただ乗せるだけで、重りを取り付けることで回らないようにしていたんですが、軸に固定して完全に回らなく出来るよう改良。軸を丸くする為に適当なパーツを購入して取り付け。干渉しないように多少の手間がかかったが予定通りの仕上がり。これにディスクカバーをきつめに嵌め込めば固定完了。ただ取り付けられたらいいわけではなくて、取り外しのし易さも考慮に入れて作っています。
そのD 「スプロケ側軸構造」
ギア側はシマノ製スポークガードが丁度いい形状をしていたので、それを少し改良することて実現。スプロケの構造上、ディスクカバーを軸に固定できない為、ベアリングの機能を持たせようと思う。と言ってもこんなサイズのベアリングが普通に売られているはずもなく、手作りで出来る範囲を考えた挙句に辿り着いたのが、ボールチェーンを使うこと。ホームセンターで切り売りされているから、それを輪っかになるようにスポークガードの溝に嵌め込む。それにディスクカバーを取り付ければ見事にベアリングっぽく摩擦の少ない回転が実現できました。まぁこれが出来るかどうかで無回転ディスクの行く末が決まるようなものだから、試行錯誤しながら丁寧に作った機構です。
そのE 「ディスクカバーの構造」
以前は軸から取り外して裏返すことで絵柄を出していたんですが、ディスクに切れ目を入れなければならず防水も完全ではなかった為、今回は透明な板に印刷した絵柄を挟み、その絵柄を取り出して入れ替える方法にしてみた。黒い紙を手前にすればイラストが隠せて普段の利用はこれに限る。内側と外側の周囲を溝ゴムで固定している為、雨水の侵入も抑止できる。
そのF 「ディスクカバー取り付け」
パッキンに挟んだディスクカバーを軸に取り付けて固定しているだけなので、自分で回して位置合わせすることができる。ただしきつめに固定しているので、高速で走っても段差に乗り上げても回らないようになっている。ディスクは円錐にしなければならない為、切れ目はフレームの後ろに隠して目立たないようにしている。この切れ目だけどうすることもできないのが自作の限界。多少干渉して擦れることはあるが問題なし。
そのG 「スプロケ側固定方法」
こちらの取り付けはさらに一工夫。ボールチェーンにディスクカバーを取り付けて、フレームとディスクカバーをL字金具と蝶ネジで固定。変速してもチェーンに当たらない位置に取り付けているので安全。蝶ネジを外せば普段通り後輪も取り外せます。フレームに取り付けたのはサイズの合ったライト用のブラケット。ディスクカバーに鬼目ナットを取り付けています。この一点だけでディスクを固定しているが、ボールチェーンのお陰でホイールはスムーズに回転するので問題なし。ただしローギアは使えない。
そのH 「完成」
外観はさほど以前から変わっておらず、少し絵柄の面積が狭くなったくらい。でも見えないところで機能は大幅に改良されています。完全無回転だからイラスト挟んで走ったら胸熱の興奮。


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