更新日(06.03.01)
耳をすませば
聖蹟桜ヶ丘
カントリーロードを口ずさみながら、あの坂道を登る…。そんな思いに駆られてからいくつ月日が流れただろうか。それが、こうして叶う日が来ようとわ、感慨無量です。「耳すま」はジブリの作品の中では一番好きです。派手さもなく、深みのあるストーリーがある訳でもなく、普通の日常の中に何気にある思春期の心の変化、けれどそれが雫たち普通の学生の世界なんです。恋焦がれ、感情を起伏させ、将来に不安を抱き、今の自分に精一杯挑む姿勢、何かに向って必死に頑張っている姿が心に響きます。何かの才能が飛びぬけてすごい訳でもなく、今の気持ちのまま小説を書き上げ、人に見せられた代物でもなくても、そこには彼女の今の感情が詰まっている、それを大事に成長していって欲しいと、心の中で励ましたくなる。だから、そんな世界に紛れ込みたくて、今こうして聖蹟桜ヶ丘に立っています。
もう10年以上になりますが、その雰囲気は今でも感じられました。風を受け、空気の匂いに触れ、自分と耳をすませばの世界がひとつになる瞬間。自分にとっても大きな変化を与えてもらった訪問でした。大切なものが心に根付いたようで、それを大事にいい人間になっていければと思います。そして、いつまでもこの場所が、あの世界感のままであり続けてほしいと願い続けます。みなさんも、よい旅をしてください。
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