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<最終日>
鎌倉 −「うた∽かた・エルフェンリート」の地−
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例の如く、目覚ましより早めの起床。昨日、仕事を済ませたその足で長距離を移動し、合流した友人は疲れが取れない様子で、起き上がるのもつらそう。今日でここの寝床ともお別れで、全ての荷物を持って宿を後にする。
JR南千住で切符を買い、山手線では信じられない状態のラッシュに揉まれながらも、鎌倉へと一気に移動する。途中でハプニングも起きつつも、無事に鎌倉に到着する。時間は10時であった。あれもこれもと回る時間もないので、ある程度絞って効率よくいけるよう心がけたい。相談した結果、まずは由比ヶ浜を捨てて、佐助稲荷神社に向うことにした。この場合、佐助稲荷神社を選んだことで、同時に銭洗弁天と源氏山公園がコースに組み込まれることになった。側にあるという条件なので。少しばかり鎌倉駅前を撮影した後、観光案内所でそちら側に出ているバスはないか尋ねてみる。しかし、佐助稲荷神社方面のバスはなく、タクシーで行くにはもったいなすぎる。少々歩かなければいけないが、こちらは足が、友人は体調が思わしくないので相談して決めたところ、歩いて進むことを選んだ。
3時には江ノ島に入っていなければ、撮影しながらの観光が満喫できないので、鎌倉駅に戻ってこれる時間によって今後の予定を決めるつもりでいてた。なので、佐助稲荷神社に到着する時刻が重要になってくるのだ。1人なら黙々と歩き続けるところを、相方がいれば暇にならず、なかなか楽しいものだ。なので意外にあっけなく到着できた。この鳥居の数…、赤いのぼりのインパクト、これぞ佐助稲荷神社だ。いろいろ神社には訪れるも、これだけの鮮やかな神社は初めてだ。鳥居をくぐるたび、エルフェンリートの世界に迷い込んだ錯覚に陥る。これこそ舞台訪問をしている実感…。"にゅう"や"ナナ"の姿を感じます。作中で多く出てきた、狐の石像、実際は小さいものだと、来ることによって初めて知ることもある。顔の一部が壊れていたり、同じ向きに立った石像を見つけると、どんどん引き込まれていってしまう。雨ではない、見事な晴天の佐助稲荷神社を、時間も忘れてすっかり満喫してしまいました。 次に向うは、近くにある銭洗弁天。こちらもエルフェンリートで出てきました。案内標識に従って進んでいけばすぐにありました。鶴岡八幡宮とは違い、こちらも人が少なくて撮影にはもってこい。薄暗い岩穴に入ると、文字通り小銭を洗う場所が出現。ここで、いつも長旅のお供をしてくれているハム太郎くんを清める意味もこめて、通常小銭を入れるザルに乗ってもらいました。名づけて、ハム洗弁天…。汚れ続けるハム太郎も少しは綺麗になったかも。恐らく、銭洗弁天でハム太郎を洗ったのは初めてのことでしょう。
快調に撮影も進み、源氏山公園へと向うため、切り通しを抜けて急な坂道をがんばって登る。目の前にタクシーを降りる人が現れるも、上にあがるまで乗せてもらいたい気持ちを押して、足に鞭打ちひたすら登り続ける。ようやく到着…、友人は疲れて一休み。その間に周辺の撮影をおこなう。うた∽かたでのカットはここにはないようなので、再び奥のほうへと歩みを進める。案内板を発見。さっきもあったので撮影したが、こちらのほうが作中で使われたもののようだ。そっくりなので感動。その先に進むと、出ました源頼朝像。何もない公園の中で、その存在感を示さんとばかり堂々と誇らしげです。ここまではいい調子で来ています。次は街中に戻るため下山しなければいけません。地図に詳しく乗っていない道を使って、駅方面に下っていきます。方向的にはあっているものの、標識もなく本当に下まで続いているかさえ分からないまま、気軽な気持ちで前進し続ける。今回こんな安易な気持ちで歩いたせいで、いくら迷ったか学習できてない…。もし迷ったら1日が終わってしまいかねないのに…。ギリギリ開拓された山道を進むと、正面にお寺が出現。道は墓へと続いていました。このまま転げ落ちたら墓穴にストライク! 運ぶ手間もいらないですね。などと罰当たりなことを言いつつ、墓の中を横切っていく。その先に民家らしき建物が出てきた。どうやらちゃんと続いていたようで一安心。一時はどうなることかと…。冒険もほどほどに。
12時を回ったくらいで鶴岡八幡宮に到着することができた。意外に早く戻ってこられたお陰で、もう少し鎌倉をうろつけそうだ。なので、このまま鶴岡八幡宮に入ろうかとも思ったけど、あまりにも人が多かったため撮影にはまったく向きそうになかったです。鳥居のみを撮って駅前に引き返すことにした。普通に有名な観光名所だけあって思い通りというわけにはいきません。次回来るときは人の少ない午前中から乗り込みたいと思います。途中の二の鳥居や、狛犬を撮影しながら駅前に向う。
次に必ず寄ると決めていた極楽寺に行くため、江ノ電に乗り込まなければならない。密かに江ノ電を楽しみにしていた。しかし、その前にどうしても歩道橋と学校を撮影しておきたい。エルフェンリート中心の鎌倉探訪で、うた∽かたの欠かせない場所はここしかないからだ。友人はうた∽たかにそれほど興味を持っていなかったので、体調も考慮しつつ、鎌倉駅に残し、1人歩道橋に向うことにした。15分で帰ると約束したので、かるく走って目的地に向う。しかし、これが近いようでなかなか遠い…、結構走って疲れてしまった。前日までは引きずり続けていた足も、今日はだいぶ動くようで治りかけてきている。なので、何とか最終日はできる限りの撮影を行いたかった。人の切れ間を狙って両側の歩道橋の階段を撮影。そして、ちょっと乙女チックな作りの女学院の撮影に成功する。そしてまた、駅へと走りながら戻る。あわただしい撮影であったが、後で見返してみれば満足できるに違いないと思いながら、今は次の予定を考える。駅で友人と合流、昼飯をどうするかで悩む。1人なら我慢という選択をするところだが、近くにあるマクドで少し一服して次に備えることに。今後の予定を話し合いながら、混み込みの店内でシェイクをすすり飲む。さて、いよいよ江ノ電に乗車だ。 |
最終目的地は江ノ島、途中何度か下車する予定なので、ここはフリーパスを買っておくのが便利。通称「のりおくん」でツッタカター…、ではなくて「のりおりくん」580円を購入。江ノ島までの往復と、一度下車するだけで元が返ってくる舞台訪問向きフリーパスになっております。みなさんも是非使ってください。
早速、改札を通って向った先は、みやげもの屋。忘れないうちに、予定していたかわいらしい江ノ電のマスコットキーホルダーを購入する。売店のおばちゃんがお客と話しこんでいて、なかなかレジが進まず、そんな中、出発のベルが鳴り始める。ホームの撮影も忘れて飛び乗ると、友人の姿がない…。飛び乗ったはいいが置いてけぼりにしてしまった。これで2度目…。とりあえずは長谷で降りて待つことにする。その間、駅の周辺の撮影ポイントに向かい、時間を有効活用。次の電車で合流を果たす。江ノ電の車両はレトロな車体をしているものもあれば、新型に思える車体もあり、様々。乗ったのは2両だったが、次に来たのは4両と、これまた予想外。乗車を楽しむためには、やっぱりレトロな鈍行感が好きですね。
長谷で再び乗車し、となりの駅、極楽寺を目指す。エルフェンリートで訪問するならここは押えておかねばいけません。大仏は諦めても、極楽寺は重要ポイントですから。駅舎はいい風情を残していますね。スロープが付いていない時代にも来たかったです。電話ボックスが移動している以外は、ほとんどそのままで興奮しっぱなし。激写につく激写でした。撮影ポイントにはさほど影響しなかったけれど、駅前の道路を工事中で、ガードレールでも新設しているような感じ。次の訪問者のためにも早く終わってもらいたいものです。工事だけは予想できませんから、フルメタみたいな結果はもうあってほしくない…。
駅を後にし、向かうは成就院に続く階段。見えてきました、ゴミ袋の山が…。今日はゴミの日なのか、この場所で収集しているのがちょっと残念。これがなければいい感じだったのに。結構、道の奥まで撮影するため、人が通り過ぎるのにかかる時間が長いので、気長に待ち続ける。階段を上って振り返ったときも、排水溝の位置もそのまま。ここの描写は相当なものだ。成就院から見える由比ヶ浜も天気がいいので最高。途中、解けずに残る雪もあったけどかなりの満足度でした。墓地でもルーシーとナナの戦闘を体感。なにもこんな場所で戦わずとも、と思いつつ極楽寺へと戻りました。
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時間は3時、夕暮れ前に江ノ島に到着できました。この時間からでは岩屋など、奥まで行く暇もないので、神社と展望台をメインで巡ることにします。東京&鎌倉の旅、最終目的地…。長かったようで、足の痛みと戦う日々も今日で終わるかと思うと開放感? いえ、感慨無量です。幾多の困難を乗り越えて、無事に旅の締めくくりにやってこれ、使命を全うした気持ちでいっぱいです。でも、もっと多くを回りたかった気持ちも残りますが、それは次回の楽しみに取っておきたいと思います。
駅から歩くこと数分、江ノ島へと通じる大橋が見えてきました。江ノ島の展望塔も見えます。歩道側はうた∽かた、車道側はエルフェンリートと、まぁ分け合ったように舞台が登場します。疲れた足には少し堪える距離ですが、渡りきるまでの間もじっくり楽しめる箇所があるので忘れさせてくれます。トンビが舞う江ノ島へ到着〜。人が結構います、江ノ島神社ののぼりがたくさん出ています。神社に到着するまでは、うた∽かた気分でみやげもの屋を横目に上っていきましょう。この辺は普通の観光客になっていました。
エルフェンリートの弁財天に挨拶する前に、エスカーのりばが登場。これは忘れる前に撮っておかなければ。この時は、それほどエスカーとは何か深く考えていませんでした。それが何か知ったのは、それから少し後になります。エスカーのりばに猫を発見。この辺りで可愛がられているのかも。江ノ島では猫の姿が多く見受けられました。しかも、それほど警戒しないので撫でてやると喜びます。みんなが餌をあげるからか、太り気味の猫までも…。
再び向きを変え、神社方向へ上っていくと、エルフェンリートで出てきたシーンが出てきました。この階段、弁財天像がそれでした。観光客は多いものの、この辺りの撮影は難なくできました。そのまま上がって行くと神社に到着しました。えっと、ここは舞台になってたっけ…。とりあえず神社など撮影して、時間もそろそろないことだし展望台へと向うことにします。階段を上って景色などを撮影していると再びエスカーのりばが出現。ここまで無作為に上ってきたせいで、展望台がどの辺にあるのかよくわからなくなってしまった。実はその先の階段を上ればよかっただけなのに、何を思ったか階段を下りる。するとエスカーのりばが登場。よく見ると展望台はこの先と書いてあったので、迷ってる時間もないためエスカーで一気に行こうと決める。2区間? 180円とよく意味がわからずに購入し、エスカレーターで上にあがっていく。この先にどんな乗り物が待ってるんだろうと、友人で話しながらエスカレーターで上がって行く…。と、言うか既に乗り物に乗っているではないか…。エスカー…、エスカーレーター…。乗ってみてようやく、エスカーなる乗り物の正体がわかりました…。わかった時にはエスカレーターの先に何の乗り物も待ち受けてなかったのでした。無知とは時にバカです…、上りきった場所は、先ほどまでいたところ。何しに下りたんだか…。そして無駄な出費…。2区間てことは、目の前のエスカーのりばに再び乗り込むという寸法なんだな。エスカレーター、それは文明が生み出した最高の乗り物、そしてそんなエスカレーターに始めてお金を払いました。
上りきった先に、展望塔の一角が見えました。今回もいろいろありながら何とか到着できました。展望台まで上がるため、500円を払う。サムエル・コッキング苑なるものを通らなければ、展望台に行けないため余計な金額が上乗せされているようだ。別にこっちは見なくていいので、安くしてくれると助かるのだが。エレベーターで上がると窓ガラス越しの展望台に到着です。展望台から見る本土はダイナミックです。でも、ガラス越しの撮影では満足できないので、その上の屋外展望フロアに行くことに。その前に、日が傾く前にエルフェンリートで出てきたテラスへエレベーターで、友人は階段で下りる。ここだ、ここが最終決戦の地…、そしてこの旅の最終地点。人もいないので容量の続く限り撮影。ライトの角度も同じ、かなりいい感じで撮影できました。ここは長くいたい気分にさせられました。さて、最後に一番上に行くかとエレベーターに戻る。しかし…、なぜかここからエレベーターに乗れず!? なぜこんな設定にしているかは知らず、ここから階段で上がるのは少しきついので、下までおりて再入場することにした。案の定、再入場できないと言われたので、テラスで下りたのでまだ展望台に上がってないと言ったら通してもらえた。半分は真実。よって、無事に屋外展望フロアに到着! すごい、生で見る景色はいい。聞いたとおり、トンビの背中が見えるよ。この辺りから見える浜辺は綺麗ですね。湘南の人気がわかります。歩いていると広い江ノ島も、こうして上から眺めるとすぐに回れそう。江ノ島ってほとんど開拓されていますね。これ以上、開ける場所がないほどに。そして、夕暮れ…。江ノ島の背後へ沈む夕日に想いを残し、この旅は終焉を迎えたのでした。 行きしなの窮屈なバスの旅から一転、帰りは新横浜から指定席を取り、新幹線で京都へと戻りました。無事に帰宅できたとき、この舞台訪問の旅は大成功に終わったのでした。再び訪れるときが来れば、もう一度この楽しい旅ができればうれしいです。 |